Part5で「including」と「include」のどちらを選ぶか迷ったことはありませんか?
選択肢にincludingが出てくると、「前置詞?分詞?どっち?」と悩んでしまうこと、ありますよね。
実は、including/excludingは3つのポイントさえ押さえれば、15秒以内に確実に正解できるようになります。
今回は、年間約4-5問出題されるこの頻出パターンを完全マスターして、得点源に変えていきましょう。
including/excludingの基本を理解しよう
including/excludingを簡単に説明すると、「〜を含めて/〜を除いて」という意味の前置詞的な働きをする言葉です。
例えば、レストランで「ドリンク込みで1,500円」と言うときのような場面を想像してみてください。 これを英語で表現すると「1,500 yen including drinks」となります。
このように、includingは「全体の中に何かを含める」という役割があるんです。
Part5での出題パターン
including/excludingは、Part5で年間約4-5問出題されます。
主な出題パターンは以下の3つです。
パターン1:品詞選択問題
最も頻出するのが、動詞(include)と分詞(including)を選ぶ問題です。
例題:
The package price _____ breakfast and airport transfer.
(A) include
(B) includes
(C) including
(D) included
正解は(C)です。 なぜなら、主語(The package price)に対する動詞はすでに省略されており、「朝食と空港送迎を含めて」という付加情報を表すincludingが必要だからです。
パターン2:前置詞との識別問題
includingと他の前置詞を識別する問題も頻出します。
多くの受験者が、「with」や「plus」と混同してしまいがちです。
パターン3:位置を問う問題
includingの文中での適切な位置を問う問題もあります。
基本的に、includingは名詞の直後に置かれることを覚えておきましょう。
間違えやすいポイント
日本人学習者が特に間違えやすいのは、以下の点です。
- 動詞との混同:includeを動詞として使ってしまう
- 語順の間違い:includingを文頭に置いてしまう
- excludingの見落とし:否定の意味を見逃してしまう
特に動詞との混同は、多くの人が見落としがちです。
確実に正解するための3ステップ
では、実際の解き方を見ていきましょう。
ステップ1:文の主動詞を確認
まず、文中にすでに動詞があるかをチェックします。
動詞がある場合、includeは選べません。 includingという分詞形が必要になります。
ステップ2:直前の語を見る
次に、空欄の直前が名詞かどうかを見ます。
名詞の直後なら、includingの可能性が高いです。
ステップ3:意味の確認
最後に、「〜を含めて」という意味が通るか確認します。
練習問題にチャレンジ
理解度を確認するために、練習問題を解いてみましょう。
問題1:All employees, _____ part-time workers, must attend the meeting.
(A) include
(B) includes
(C) including
(D) to include
考えてみてくださいね。
正解は(C)です!
「All employees」という名詞の後に来て、「パートタイム労働者を含めて」という意味を表すincludingが適切です。
問題2:The total cost is $500, _____ tax and service charge.
(A) exclude
(B) excludes
(C) excluded
(D) excluding
正解は(D)です!
「税金とサービス料を除いて」という意味のexcludingが正解です。
excludingも同じルールで攻略
excludingはincludingの反対語で、「〜を除いて」という意味です。
使い方のルールは全く同じなので、includingをマスターすれば自動的にexcludingも解けるようになります。
ビジネスシーンでは、「諸経費を除いて」「休日を除いて」などの表現でよく使われます。
実践での時間短縮テクニック
本番で素早く解くためのコツをお伝えします。
-
選択肢を先に見る
- include系の単語があったら品詞問題の可能性大
-
名詞の後ろは90%including
- この法則を覚えておくだけで解答時間が半減
-
カンマの有無は気にしない
- includingの前後のカンマは必須ではありません
まとめ
including/excludingのポイントは、「名詞の後に来る」「動詞ではなく分詞」ということです。
この記事で紹介した3つのステップを意識すれば、Part5での正答率が確実に上がります。
ぜひ今日から実践して、スコアアップを目指してくださいね!