TOEIC Part5でもっと点数を上げたいと思いませんか?
「文法は勉強したはずなのに、なぜか点数が伸びない」という悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
実は、Part5には知っているだけで50点上がる裏技があります。
今回は、多くの受験者が知らない10の裏技を特別にご紹介します。 これらのテクニックを使えば、今までの勉強時間を無駄にすることなく、確実にスコアアップできますよ!
裏技1:選択肢を3秒で分類する魔法の見方
まず最初に覚えるべきは、選択肢の瞬間判断法です。
問題文を読む前に、選択肢を見るだけで何の問題か分かるようになります。
選択肢パターン別の判断法
品詞問題の見分け方
- 語尾が違う選択肢(-ly, -tion, -ment, -ing)
- 例:quickly / quick / quickness / quickening
動詞問題の見分け方
- 動詞の活用形が並んでいる
- 例:is / was / has been / will be
前置詞問題の見分け方
- 短い単語(2-4文字)が並んでいる
- 例:in / on / at / by
この判断ができれば、解答時間が半分になります。
裏技2:空欄の前後2語だけを見る「レーザー読み」
Part5では、文章全体を読む必要はありません。
空欄の前後2語だけを集中して見る「レーザー読み」をマスターしましょう。
実践例
The meeting room _____ available for booking tomorrow.
(A) is
(B) are
(C) was
(D) were
この問題では「room」と「available」だけを見れば十分です。 「room」は単数なので、答えは(A)の「is」になります。
90%の問題がこの方法で解けます。
裏技3:語尾マジック「-lyの法則」
品詞問題で迷ったら、語尾を見るだけで正解率が大幅にアップします。
語尾別の品詞判断
副詞の語尾
- -ly:quickly, carefully, recently
- -ward:forward, backward
名詞の語尾
- -tion:information, education
- -ment:development, management
- -ness:business, kindness
形容詞の語尾
- -ful:successful, careful
- -able:available, comfortable
- -ive:effective, active
この法則を知っているだけで、品詞問題の正答率が80%以上になります。
裏技4:時制問題の「時間マーカー」を探せ
動詞の時制問題では、時間を表す単語を探すのがコツです。
時間マーカー一覧
現在形のマーカー
- usually, always, often, sometimes
過去形のマーカー
- yesterday, last week, ago, in 1990
未来形のマーカー
- tomorrow, next week, will, soon
現在完了形のマーカー
- already, yet, just, since, for
時間マーカーを見つければ、5秒で正解できます。
裏技5:主語と動詞の距離に騙されない
長い文章でも、主語と動詞の関係を見抜けば簡単です。
距離に騙されない方法
文章の構造を簡単にして考えましょう。
The manager of the sales department _____ the meeting.
「The manager」が主語で、「of the sales department」は単なる修飾語です。 主語は単数なので、動詞も単数形になります。
修飾語を括弧で囲む習慣をつけると、構造が見えやすくなります。
裏技6:前置詞は「イメージ」で覚える
前置詞問題は、イメージで覚えると格段に解きやすくなります。
前置詞のイメージ図
in:箱の中に入っている感じ
- in the office, in January, in the morning
on:表面に接している感じ
- on the table, on Monday, on time
at:点を指している感じ
- at the station, at 3 o'clock, at home
by:近くにいる感じ
- by the window, by tomorrow, by train
イメージができれば、文脈に関係なく正解できます。
裏技7:「接続詞 vs 前置詞」の瞬間判断法
接続詞か前置詞かで迷ったら、後に続く語をチェックしましょう。
判断のルール
接続詞の後
- 主語+動詞の文章が続く
- 例:because he was sick
前置詞の後
- 名詞(または名詞句)が続く
- 例:because of his illness
この違いを知っているだけで、混乱が一切なくなります。
裏技8:語彙問題の「文脈クイズ」攻略法
語彙問題では、文脈から意味を推測する技術が重要です。
文脈推測の手順
- 空欄の前後で感情を読み取る
- ポジティブかネガティブかを判断
- 選択肢を感情で分類
- 文脈に合う感情の語を選ぶ
例:
The customers were _____ with the poor service.
(A) satisfied(満足した)
(B) disappointed(失望した)
(C) excited(興奮した)
(D) confused(困惑した)
「poor service」からネガティブな感情と分かるので、答えは(B)です。
裏技9:「単数・複数」の落とし穴回避法
単数・複数の判断で間違えやすいポイントをまとめました。
注意すべき単語
常に単数扱い
- information, advice, equipment, furniture
常に複数扱い
- people, police, clothes, scissors
単数・複数両方あり
- staff(集合体として単数、個人として複数)
- data(正式には複数、カジュアルには単数)
これらの例外を覚えるだけで、ケアレスミスが激減します。
裏技10:消去法の「2択思考」
迷った時は、2択まで絞る思考法が有効です。
2択思考の手順
- 明らかに間違いの選択肢を除外
- 残り2つで悩む
- より一般的な表現を選ぶ
- シンプルな語を選ぶ
TOEICでは、複雑すぎる表現は正解になりにくいという傾向があります。
迷ったら、よりシンプルで自然な表現を選びましょう。
実践:10の裏技を使った解答デモ
では、実際の問題で裏技を使ってみましょう。
The new employee _____ completed the training program successfully.
(A) has
(B) have
(C) had
(D) having
裏技適用手順:
- 選択肢を見る → 動詞問題と判断
- 主語を確認 → 「employee」は単数
- 時間マーカーを探す → 「successfully」から完了を示唆
- 単数主語なので → 答えは(A)「has」
解答時間:10秒
50点アップの学習プラン
これらの裏技を使って、効率的にスコアアップしましょう。
1週間の実践プラン
Day 1-2:裏技1-3をマスター
- 選択肢判断法の練習
- レーザー読みの訓練
- 語尾パターンの暗記
Day 3-4:裏技4-6をマスター
- 時間マーカーの識別練習
- 主語・動詞関係の把握
- 前置詞イメージの定着
Day 5-7:裏技7-10をマスター
- 接続詞・前置詞の判断
- 語彙問題の文脈推測
- 単数・複数の例外暗記
- 消去法の実践
継続のコツ
毎日10問を目標に、裏技を意識しながら解きましょう。
重要なのは、なぜその裏技を使ったかを毎回確認することです。
まとめ
今回紹介した10の裏技は、今日から使える実践的なテクニックです。
これらの裏技を使えば:
- 解答時間が半分になる
- 正答率が20%以上アップする
- 文法知識が少なくても高得点が取れる
特に裏技1-3は即効性があるので、明日の模試からでも試してみてください。
50点アップは決して夢ではありません。 正しい裏技を使って、効率的にスコアアップを目指しましょう!